模試は復習しましょう。

生徒たちは模試を受けて志望校判定の結果を知らせてくれます。模試の志望校判定は目安なので、判定の結果が良ければ喜んで、悪かったら気にしないことです。大切なことは解き直しと反省をすることです。結果だけを見て終わらせるのはもったいないですね。まず試験を受けていて時間が足りないと感じたなら、何に時間を取られたのか考えましょう。国語や英語であれば長文を読むのに時間をとられたのか、算数や数学なら文章題や図形の問題を考えて時間が足りなくなったのか、傾向があるはずです。次回の模試のためにどうすればよいか、解く順番をかえてみる、ふだんから長文を速く読む練習をするなどの工夫を考えましょう。間違えた問題については、どの設問で間違えたのかを検討して、その設問の類題をたくさん練習しましょう。国語で小説文の登場人物の気持ちを選ぶ問題ができていなければ、その種類の問題に意識して取り組むことです。模試のやり直しをしないで、結果だけで一喜一憂して終わらせてしまうのはもったいないです。やり直しをすれば必ず力がつきます。

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