マンガをそろえています。

私の教室では授業に使えるいろいろなマンガをそろえています。まず歴史はマンガで読むと流れがつかみやすくなりますので、歴史マンガを宿題で読ませています。歴史マンガはいろいろな種類が出版されています。絵もきれいで子どもが興味を持ちそうな話題や画像も掲載されていて、大人が読んでも楽しめます。また古典や文学のマンガシリーズもあります。中学・高校の受験でも、社会では江戸時代の化政文化で十返舎一九の『東海道中膝栗毛』が出題されますが、ただ作者と作品名だけを覚えていてもつまらないですね。マンガ版で読ませると「けっこうおもしろい話なんだね」と興味を持ってくれる生徒もいます。夏目漱石の『夢十夜』『こころ』も教科書に載っているのは一部ですので、マンガで全編を読むように勧めています。文学はやはり本のほうを読んでくれるのがよいのですが、いずれ原作に関心が向くことを期待して、まずはマンガを読んでもらっています。