都立高の作文対策

中3生が都立高そっくり模試を受けて、「国語の作文がうまく書けなかった」という相談をしてくることがよくあります。この200字作文には、しっかり準備をしておかなくてはいけません。多くの生徒が「具体的な体験や見聞も含めて…」という条件で悩んでしまうのです。作文をしっかり書くためには、予め体験をリスト化しておくことです。例えば、合唱祭でクラスメイトと励まし合ったことで友達のありがたみを感じたとか、たくさん練習して部活でレギュラーになれて努力の大切さを知ったとか、友達関係で悩んでいたとき父母の励ましの言葉で乗り切ることができ、言葉の力に触れた…このような体験を少なくとも5つくらいは準備して、作文で使えるように準備しておきましよう。試験中に体験を考え始めたら時間が足りなくなります。作文を苦手に思う生徒は多いですが、作文のように正解が決まっていないものこそ得点を稼ぐチャンスです。この体験のリスト化は推薦試験の作文にも使えます。中3生は今から準備すれば得点の取れる作文が書けるようになります。