志望校を考えようーその2
こんにちは。東京都杉並区荻窪の少人数指導の塾『メビウス学習クラブ』塾長の野村知史です。当塾は小学生(4〜6年生)・中学生・高校生の勉強が苦手なお子様専用の学習塾です。このブログでは、JR荻窪駅から徒歩5分の『メビウス』は、どのような塾かをご紹介いたします。
『地蔵千年、花百年』(柴田翔)という小説を読んでいたら、父(直行)が息子の大学選びにアドバイスする場面がありました。「志望先を選ぶには、よく耳を澄ませることだな。そうすれば何か聞こえてくるさ、きっと。そこでの勉強が自分を呼んでいると思えるところがいいなーーそのとき直行はそう言って、但し向こうもその気になって、入れてくれないと困るけど、と付け加えて笑った。」とてもいいアドバイスですね。
大学に入ってからの、あるべき自分の姿や、将来かなえたい夢を真剣に考えていると、自分の進学先はここしかない、ここの学生になるしかないと思える志望大学に巡り会うことがあります。このように志望校を決められることはとても幸せなことですね。こういう場合に生徒は懸命に努力します。たとえ今の学力が不足していても、ものすごい馬力で挽回します。その大学1校しか受けないで合格していきます。
将来の姿を考えるなんて、まだ自分には無理という場合は、気になる大学があれば具体的に入学後をイメージしてみましょう。ここの大学に入れたら、通学はこの電車を使おう、帰りは途中の○○駅に寄って買い物ができる、サークルは○○に入って学園祭では実行委員になろう、こんな服装で通ってこういうキャラで通そう、などなど想像すると、その大学に通う自分の姿がありありと浮かんできて楽しくなります。そしてがんばって合格するしかないと思えてきます。
どうせなら自分がやる気になるような大学選びができればいいですね。